こんにちは。
ZUMEN の二上です。
本日は「AutodeskがAutodesk Construction Cloud という、建設関係ソフトをクラウドベースに統合した仕組みを発表」という記事を見つけましたのでご紹介したいと思います。
最近耳にするAutodesk Construction Cloudの内容を知りたい方はぜひ読んでみて下さい。
Autodesk brings construction software suite into cloud system
Autodesk Construction Cloudとは、建設関係ソフトをクラウドベースに統合した仕組みです。
コラボレーションと生産性を向上するため、クラウドベースのシステムに、プロジェクトのライフサイクル全体を網羅する一連のソフトウェアを統合しました。
このソフトは、製品の強化と人工知能によって強化されています。
Autodesk Construction Cloudの中心には以下のサービスがあります。
これらのサービスを、 Autodesk の設計ツール、プロジェクト関係者のコミュニケーションツールと統合し、生産性と情報共有効率の向上を狙っています。
このシステムには、50を超える新しい製品拡張と、各製品間のより深い統合が含まれ、すべての段階でデータを転送できます。
また、新しい強力な人工知能機能も備わっており、問題が発生する前に建設チームが設計上のリスクを特定し緩和し、遅延、再作業、およびコストを削減できます。
新しい革新の特長は次のとおりです。
BIM 360 でのリスク評価の仕組み(Design Risk Management)も強化し、設計上の問題に起因する変更注文を減らすことができます。
競争優位性は以下の通りです。
オートデスクのバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、ジム・リンク氏は次のように述べています。
建設会社が膨大なデータと人員を結び付けるという大きな課題に直面していますが、設計から運用まで、誰も統合建設を約束できていません。
Autodesk Construction Cloudでは、新しい時代が到来し、本社、オフィス、および現場間の統合が実現されています。我々の、デザイナー、請負業者、オーナーが急速に拡大する世界の建築ニーズに応え、建築をより予測可能、安全で持続可能なものにすることを助けるという我々の使命に、これほど献身的で明快なものはない
また、セレン・コントラクトの技術部長であるジェニー・モサ氏もこのように述べています。
私たちは自分自身を測り、将来を見据え、プロジェクトのリスクを予測できる必要があります。 この見識は、今日欠けているものであり、業界を前進させる重要な要因です
Autodesk Construction Cloudは、予測的な洞察に支えられ、高度なテクノロジーとビルディングコミュニティのネットワークを結び付けます。これが次の進化です。これらすべてを結びつける組織です。そのため、建設のライフサイクルが崩れることはありません
いかがでしたでしょうか?
Autodesk Construction Cloud、すごい製品ですね。
オートデスク社は様々な会社を買収しており、そのため様々なサービスが混在していると思いますが、それらをクラウドで統合したものが、今回のAutodesk Construction Cloudではないかと個人的には感じました。
この製品の内容や関係者のコメントから、オートデスクは大きな使命、決意をもって業界をリードしていくという強い思いが感じられました。
今後もオートデスク社の動向に注目です。